「サルシカファームのその後」 第122回サルシカ隊がいく

投稿日: 2011年01月19日(水)12:28

みなさんは覚えているであろうか。
第68回「サルシカ農園&秘密基地計画」でご紹介したサルシカファームのことを。
ドカーンと広がる3000坪の土地に、農園やらキャンプ場やら夢の楽園をつくっちゃおうぜ、という果てしない企画なのである。

2009年の7月に紹介してから、1年半。

オーナーのあさお社長は、あれからもコツコツと土地の整備などを進めており、ある程度人に見せられるところまで来たので、「ちょっと見にこいよ~」ということになったのである。

三重県北部が大雪に見舞われた1月の某日。
隊長であるワタクシは、軽トラのいとう君2号に飛び乗り、さっそうと現地へ。
が、10分足らずで現地についてしまうのであった(笑)。

三重県津市稲葉町にあるサルシカファームに到着したとき、あさお社長は重機に乗って整地中であった。
もうまもなく70歳の大台に乗ろうとしているのに、さっそうと重機を飛び降り、ワタクシの方へとやってくる。

カウボーイハットにニンマリ笑顔。
1年半の間に、あさお社長はずいぶんワイルドになっていた。

そして3000坪の土地は、その大半が整地され、以前よりもずいぶん広く見える。

「ずいぶんキレイになったでしょう」と、あさお社長。
1年半の間、早朝からここへやってきては昼まで作業をし、そしてそのあとは呑んだくれる・・・という、すばらしく健全な暮らしをやってきたのだという。
なんともうらやましいではないか。
これぞ、正しいおっさんの生き方である(笑)。

2009年には屋台骨しかなかった管理棟も、ご覧のとおり完成していた。
素人が廃材のみでつくったとは到底思えないほど立派だ。

そしてその管理棟の入口には、あなうれしや、サルシカ稲葉ファームの文字が!

他にもいろいろ出来ていたので簡単に紹介しよう。

農園と短期滞在を楽しめるログハウスが完成していた。
これは、不要となっていたログハウスをもらいうけ、立て直したもの。
つまりタダ。
しかし、立派なのだ。
これがあるだけで、ただの空き地から「ファーム」の雰囲気となっている(笑)。

ログハウスの前には菜園も。
ログハウスと菜園を合わせて50坪ほど。
これを基本のサイズとして、いろんな人にこの土地を利用してもらうと考えている。

新しく切り開かれた土地には、みかん、くり、りんごなどの果物がたくさん植えられていた。
そう、サルシカ果樹園だ。

今後、この土地を活用してもらう人に自由に収穫してもらい、味わい楽しんでもらおうと、あさお社長が植えたもの。

そして管理棟の裏手に、足場パイプを利用して大きな作業小屋がつくられていた。
ここでボランティアの皆さんによる木工教室などが開催されるという。

うーむ、なかなかしっかりしたつくりなのだ。

というわけで、着実に整備が進むサルシカファームなのであるが、
今後、どのようにここを利用していくのか、展開していくのか、いろいろ考えなくてはいけない時期にきたのだ。

津市の繁華街から車で20分ほど。
近くには榊原温泉もあり、非常に便利なところにある。

しかしその一方で、電気は来てるものの上下水道がない。
現在は雨水を利用。
飲み水は家から持ってくるしかない。

もっとキレイに整備して、場所(区画)の貸し出し等も考えたいが、土地の広さの割りに人が少なく、日々の管理だけでも追いつかない。

というわけで、ここの活用に興味のある方を募集なのだ。

募集要項

1.いっしょにこの土地の活用や展開を考えてくれる人(グループ)。
2.50坪程度の土地を無償で貸し出します。
3.その土地を活用し、今後の利用、活用方法を共に考えてください。
4.条件としては、共有スペースの草刈りや整備なども手伝うこと。

こんな程度です。
興味のある方は、こちらのフォームからぜひお申し込みください。
連絡先等いただければこちらからファームの場所等をご案内します。
互いに話し合った上で、決定したいと思います。

[申し込みフォーム]